川越屋通信Kawagoeya Tushin

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vol.34

今月のラインナップ

1.世界の落花生事情について  
2.新商品のご案内
3.ピーナッツのTV放映について
4.商品トピックス                                                                               

1.世界の落花生事情について

アメリカ
19年クロップの貨物が現在まで各工場に253万7958MTが入荷され、アフラトキシンの検査を受けた結果seg2 / seg3 の評価が48,372MT有りました。収穫量は土ザヤで265万MTを超えることはないと考えています。収穫量は問題ありませんが品質に問題が有ります。南東部(ジョージア州とアラバマ州)は品質に問題を抱えており非常に厳しくなりそうです。早期に播種された落花生には良質で大きな問題はありませんが、その数量は少ないです。高品質の割合は多くても30%であると考えております。南東部の残りの原料はアフラトキシンの影響を受けています。そしてこれは乾燥地と灌漑設備が整った畑の両方に当てはまると考えられています。さらに悪いことに、損傷の割合は高くないため加工業者が土ザヤでの原料を区別するだけでなく、剥き実原料を選別することも非常に困難になっています。この事から搾油用原料の増加につながり、おそらく19年クロップからのキャリーオーバーがネガティブとポジティブな原料両方混入することになると考えられています。したがって、需要/供給を分析する場合、全体的な数量に問題はないと考えられていますが、問題は南東部の加工業者にとってシェリングする際、かなり高い割合で品質の良くない原料が出てくることになるということです。加工業者が殻割りできる量が限られていることを考えると、特に量が多くて厳しいスペックを契約している加工業者にとって、供給/需要の問題は毎月異なって来ます。さらに悪いことに、2月から4月にかけて、多くの加工業者は種子用の殻割りをする必要があり、それがさらに供給の問題を引き起こすと考えられています。本当の問題は、キャリーオーバーのどのくらいの量が殻割り後に利用できるかということです。キャリーオーバーの数量に影響を与える2つの不明な点は、輸出量と品質の損失です。輸出がこのペースで続くと、輸出は土ザヤで80万MTに達する可能性があります。しかし、このペースでの輸出量は多く、また鍵となるのはいつものように中国です。11月と12月の出荷量は引き続き堅調になると考えられています。旧正月後に何が起こるかは不明です。中国での価格の上昇とそれに続く米国からの購入の増加は、キャリーオーバーの減少、搾油メーカーの在庫の減少、契約数量によってある程度説明できます。
セネガルは新物の販売を開始しましたが、良い原料を確保できているように思われ、通常の量を供給できると考えられています。スーダンでは、国内で価格が非常に高く跳ね上がった後、落花生の輸出を最近禁止しました。スーダン政府は、輸出業者が急いでエクストラクリーン(厳重に選別)と燻蒸で搾油用の原料を契約できるようになり、中国と落花生専用の貿易協定に署名した後のことを懸念しておりましたが、スーダン政府と中国政府は交渉中であり、おそらく解決策が見つかると考えられています。
特に中国の旧正月後、米国にとって問題は2 つあります。1 つ目は輸入関税です。中国は、カーネルに45%、土ザヤの原料に25%の関税を課しています。もしこの関税に変化がなければ、中国はベトナムを経由してカーネルと土ザヤの購入に集中すると考えられます。2 つ目は、中国は米国産原料を多く購入する必要があるのかどうかということです。今年、キャリーオーバーが少なくとも半分に削減されたのは事実だと考えていますが、問題は収穫量です。収穫量は前年と同じか5%多いと言う人もいますが、現実には5%~10%少なくなっていると考えています。この収穫量の減少によって中国は米国産原料を買い続けると予想しておりますが、まだ明確な答えはありません。先月、市場は過熱しており、価格は米国産のランナーミディアム/ジャンボで1 ポンドあたり54/55 セント上昇しました。より厳密なスペックは、はるかに高いプレミアムになりますが、ほとんどのシッパーは、厳密なスペックのオファーを出したがっていません。アフラトキシンの数値が10ppb 以下の場合、最低5 セント、EU の場合は10 セントのプレミアムが必要です。このプレミアムの差は広がると予想されていましたが、製造業者は品質の問題が報告されているほど、大きな問題はないかのように振る舞っています。価格は今後上昇する可能性が高いと考えられています。米国産原料の品質に関する問題の1 つは、ヨーロッパの主要な取引先を失う可能性があることです。1 シーズンだけその数量を失っても仕方ないと考えております。
20 年クロップをすぐに見る必要があると考えられています。キャリーオーバーの品質を考慮すると、米国が来年、より多く播種することは必須です。そのためには、シェラーはおそらく製造業者のサポートを必要になると考えられています。
2019 年10 月USDA 発表の落花生の需要状況:
19 年10 月は18 年10 月と比べ、ピーナッツキャンディ5.83%減少、菓子4.08%増加、ピーナッツバター8.93%増加、総合食用品落花生3.36%増加、殻付き6.19%減少と成っています。シーズントータル19 年8 月から10 月の需要はシーズントータル18 年8 月から10 月の需要と比べ、ピーナッツキャンディ5.95%減少、菓子2.91%増加、ピーナッツバター5.64%増加、総合食用落花生2.81%増加、殻付き4.42%増加と成っています。
USDA 発表による米国の2019 年10 月の輸出状況:
2019 年10 月の輸出量は前年同月の32,979MT に対して41,238MT と25.04%の増加と成りました。中国/ベトナムへの輸出量は前年同月の501MT に対し11,572MT と大幅の増加と成りました。メキシコは前年同月比で6.70%増加しましたが、その他の主要輸出地に関して、カナダは4.84%減少、日本は39.91%減少、EU28 ヶ国は26.58%減少と成りました。シーズントータル19 年8 月から10 月の輸出量はシーズントータル18 年8 月から10 月の輸出量の102,810MT と比べ、17.81%増加の121,125MT と成りました。中国/ベトナムは前年同期の710MT と比べ、26,939MT と大幅に増加しており、堅調な輸出量と成っております。
EU28 ヶ国は前年同期比で26.96%減少、日本は20.95%減少しておりますが、メキシコは3.30%増加、カナダは8.94%増加しております。中国の堅調な輸出量がなければ、輸出量は7.70%減少になったということになります。

2.新商品のご案内

本年最初の新商品のご案内です。人気のナッツをスモークフレーバーにて味付けして美味しく仕上げました。デザインもスタイリッシュに出来上がりました。是非、一度お試し頂ければと思います。詳細につきましては、各担当営業までお問い合わせ願います。

商品名:ロレーヌ岩塩ナッツ 

規格:55g 入数:12 本体価格:300

賞味期限:180日  JAN 4901454024627

発売日202031日 

旨みの強いフランス産「ロレーヌ岩塩」とスモークフレーバーで味付したナッツです。香ばしく、深みのある味付は、ついつい手が止まらなくなる美味しさです。手につきにくい新製法です。お酒のおつまみやおやつに是非どうぞ!!

3.ピーナッツのTV放映について

先月、下記番組にてピーナッツについて取り上げられましたので、ご案内致します。
まちかど情報室というコーナーにて【ピーナツおいしく】と題してピーナツをおいしく手軽に食べるアイデアを紹介した内容となっておりました。
健康食ブームのなかその食材としても認知されてきているピーナツですが、薄皮のまま食べることの他、様々な方法で工夫して食べていることがわかりました。
● おはよう日本
NHK12月6日(金) 4:30~
https://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20191206.html

 

4.商品トピックス

昨年9月発売の新商品ですが、改めてご案内させて頂きます。あっさりとして程よい甘さが非常に美味しいという声もたくさん頂いております。カカオポリフェノールやくるみの健康効果などもあり、おやつには最適な商品と思います。上記春の新商品と合わせて拡販して参りたいと思いますので、宜しくお願い致します。

 商品名:カカオくるみ  

規格:65g 入数:12 本体価格:300

賞味期限:150日  JAN 4901454024450

カカオポリフェノール豊富なココアパウダーと、ブラウンシュガー等の砂糖を溶かし込み、繰り返しくるみに掛けてカリッと仕上げました。甘くほろ苦いくるみとカカオのビターな味わいが、連食性のある後引く美味しさです。健康にも気づかう若い女性や、主婦のおやつに最適です。手につきにくい独自の製法により美味しく仕上げました。

令和元年もあっという間に終わってしまった感じです。令和2年がスタートしましたが、今年は2020年であり、2回目の東京オリンピックなど『2』という数字が今年のキーワード・ラッキーナンバーかなと個人的に勝手に思っているだけですが。さて今年が皆様にとって良い一年となります様、祈念しております。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
次号予定は
1.世界の落花生事情
2.商品トピックス
3.節分の状況について