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vol.23

今月のラインナップ

1.新商品のご案内
2.千葉産落花生のご案内  
3.ピーナッツの抗インフルエンザ活性について
 
                            

 

1.新商品のご案内

前号に続き今春発売予定の新商品をご案内いたします。1品目は『きなこくるみ40g』です。黒パッケージラインナップである『黒糖くるみ45g』『黒糖きなこアーモンド45g』『メープルくるみ40g』に新たに加わります。2品目は国産素材にこだわった『大豆と昆布』です。素朴な味わいで余計な添加物も使用しておりません。3品目は『千葉産細実ピーナッツ』です。やや小粒ではありますが、しっかりとした味が楽しめます。最後に年々需要が高まっている『素煎りピーナッツ』の大袋タイプです。詳細は各営業担当へお問い合わせお願い致します。

 

 

商品名:きなこくるみ

規格:40g     入数:12     本体価格:200円  

  賞味期限:150日       JAN 4901454024320

 厳選した大粒のくるみにきなこを何度も重ねコーティングしました。北海道産大豆のきなことやさしい甘さの三温糖との相性が抜群です。

商品名:大豆と昆布 

規格:50g入数:10    本体価格:200円

賞味期限:150

JAN 4901454024283 

国産大豆と北海道産昆布をミックスしました。余計な添加物もなく、素材そのもののおいしさを楽しめます。

 

商品名:千葉産細実ピーナッツ        規格:85

入数:12       本体価格:400円           賞味期限:150

JAN 4901454023903

細実ではありますが、味が濃くてとてもおいしい千葉産ピーナッツ。

201931日発売

 

商品名:素煎りピーナッツ      規格:400g        入数:10

本体価格:450円              賞味期限:240

JAN 4901454024313

薄皮付き素煎りピーナッツの大袋タイプ。健康素材として注目。

201941日発売

2.千葉産落花生のご案内

前月に続き千葉産落花生のご案内をさせて頂きます。下記商品いずれも新豆の出荷に切り替わりました。一番おいしく食べられる時季に是非お試し下さい。。

 

商品名:千葉産半立種素煎りピーナツ

規格:70g 入数:10  本体価格:580円

賞味期限:150日   JAN 4901454018855

商品名:千葉産半立殻付落花生

規格:70g 入数:10  本体価格:580円

賞味期限:150日   JAN 4901454019347

商品名:千葉産味付ピーナツ(早生種)

規格:70g 入数:10  本体価格:520円

賞味期限:150日   JAN 4901454018831

商品名:千葉産殻付落花生(早生種)

規格:75g  入数:10  本体価格:520円

賞味期限:150日    JAN 4901454019333

3.ピーナッツの抗インフルエンザ活性について

菓子食品新聞の新年特大号に長崎大学大学院医学総合研究科の渡邊健准教授の研究について掲載されていたので、抜粋しご案内させて頂きます。
渡邊健准教授は食品・植物の抗ウィルス活性とその成分固定について研究を進めており、ピーナッツの薄皮成分に注目し、その粗抽出物を試験対象とし、抗インフルエンザ効果の検証を行った。本研究内容はアメリカの科学誌に掲載された。

【背景・目的】
毎年流行を繰り返すインフルエンザの制圧は社会的要請であるがタミフル等の既存の抗インフルエンザ薬に耐性のウィルスが既に出現しており、新たな抗ウィルス化合物の開発が望まれている。様々な食品・植物の抗ウィルス活性とその活性成分同定について研究を進めており、ピーナッツに着目した。ピーナッツはラッカセイのマメ科の豆で、世界的に重要な油脂原料でもある。その薄皮には抗酸化、抗炎症、抗菌作用といった様々な生理活性が知られているが抗ウィルス活性については殆ど知られていない。本発表ではピーナッツ薄皮より作成した抽出液を用いてその抗インフルエンザウィルス活性と作用機序を検討した結果について報告する。
【実験方法】
品種および加工方法が異なる各種ピーナッツ薄皮を用いたエタノール抽出液を作成した。イヌ腎臓上皮細胞を段階希釈した抽出液とともにインフルエンザウィルスA/WSN/23株を感染した。50%感染阻害濃度、50%細胞毒性濃度を求め、培養上清のウィルス粒子量、抽出液中のポリフェノール含有を定量した。最も活性が高い抽出液について、作用機序の検討、様々な亜型のインフルエンザウィルスに対する抗ウィルス活性を評価した。

【結果・考察】
調べた全てのピーナッツ薄皮に抗インフルエンザウィルス作用が認められた。薄皮の加工法により、単位重量あたりの抗ウィルス活性には差があり焙煎=ブランチング≫湯浸けとなり、最も活性の高い抽出液のIC50値は1.5ug/mLであった。ピーナッツの品種毎に抗ウィルス活性に大きな差はみられなかった。ピーナッツ抽出液はH1N1、H3N2亜型の実験室株および2009年流行臨床分離株H1N1pdm(2009)やB型インフルエンザウィルスにも効果を示し、そのインフルエンザウィルス作用は増強される相乗効果が見出された。今後活性成分の同定と作用機序の特定を進めていく予定とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

2019年がスタートしたと思ったら、あっという間に1月が終わってしまいました。前号でも記載致しましたが、今年は元号が変わったり、消費税の増税が予定されていたり、またラグビーワールドカップの開催などの世界的なイベントもあり、濃い一年になりそうです。
今年も新商品発売のシーズンが参りました。川越屋でも上記にてご案内した新商品が発売されます。ピーナツの需要は高まっておりますので、今期の新商品に大いに期待しております!









次号予定は
1.節分実績の速報
2.商品トピックス
3.特売商品のご案内