川越屋通信Kawagoeya Tushin

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vol.17

今月のラインナップ

1. 千葉産落花生の生育状況について            
2. 千葉産落花生の新品種について
3. ピーナッツのTV放映について
4. 商品トピックス 

1.千葉産落花生の生育状況について

生育中期ですが、褐斑病などの病気やコガネムシやヒョウタンゾウムシなどの害虫による食害が目立ってきました。殺菌剤や殺虫剤を適時散布しています。草丈も旺盛で花数も例年に比べて多く感じられます。猛暑日が続き、干ばつによる空莢などの被害が懸念されますが、水不足の心配が無くなれば豊作傾向にあると思います。株の背丈については、早生種の早い物で45~50cmまで伸び、沿岸・内陸共に順調です。日照、降雨の状況については、7月上旬に降って以降、雨が降らず、設備のある圃場では早めのかん水で対応していますが、記録的な猛暑日がこのまま続くと水不足が懸念されます。7月27日からの台風による降雨で干ばつの心配は一時的にはなくなりましたが、今回3週間余り雨が降らなかった影響が収穫期にどれだけ影響するかが懸念されます。3ヶ月予報では猛暑で7,8月は雨が少なく9月が多いと予想されることから、干ばつと収穫期の長雨が懸念されるので、適時の散水と収穫期の見極めが必要になります。作付につきましては現状で増減を含めて昨年と同程度を見込んでいます。具体的な数値は秋ごろに千葉県の集計により出てくる見通しです。

播種 2017/5/14   写真:7/23 撮影

2.千葉産落花生の新品種について

7月19日に千葉県より千葉産落花生の新品種の愛称の発表がありました。千葉県は、国産落花生の約8割を生産する日本一の産地です。千葉県では幅広い世代に落花生を食べていただけるよう新品種を開発し、昨年秋に愛称を公募したところですが、このたび、その愛称を「Q(きゅー)なっつ」に決定したとのことです。「Q(きゅー)なっつ」は落花生専門店や農産物中心に、10月中旬からの販売開始を予定しているそうです。「Q(きゅー)なっつ」のデビューをきっかけに、多くの方々に県産落花生に親しんで頂けるよう、PRに取り組んでいくそうです。新品種の特徴としては、①はっきりした甘み ②あっさりした食べやすい味 ③気品がある白い莢(さや) ④煎(い)り莢(さや)に向く ⑤収量が多い などがあげられるそうです。今秋からは一部で流通されるそうですが、広く一般で流通するまではまだ時間がかかりそうです。

3.ピーナッツのTV放映について

下記の番組内にてピーナッツが取り上げられましたのでご案内させて頂きます。今回はピスタチオ、くるみ、アーモンドなどと一緒にナッツ類として案内されております。①動脈硬化予防には「クルミ」と一緒に「赤ワイン」、②・便秘解消には「アーモンドチョコレート」、③認知症予防には「バターピーナッツ」が良いなど健康効果について取り上げられておりました。ピーナッツについては下記に記載します。その他につきましたは番組ホームページをご参照願います。

〇認知症予防に効果的なピーナッツは、「塩味のピーナッツ」「バターピーナッツ」どっち!? 「ピーナッツ」に多く含まれる栄養成分「レシチン」は、体内に吸収され、血液によって脳に運ばれると、「アセチルコリン」という成分に変わり脳の神経を刺激するため、認知症予防に効果的といわれている。しかし、ピーナッツの味付けで、認知症予防の効果が大きく変わる。 認知症予防に効果的なピーナッツの味付けは、「バターピーナッツ」。「バター」に含まれる「セリン」という成分が、「アセチルコリン」の働きを活発化してくれる。さらに、「バター味のピーナッツ」に「青のり」を加えると、より認知症予防の効果が高められる。「青のり」に含まれる「葉酸」という成分が脳細胞の再生を促してくれる。

●放映テレビ 『その差って何ですか?』TBS系列 毎週火曜日よる7時~

●放映日時   2018年7月24日(火)19時~

●内容     『ナッツの種類による健康効果の差』http://www.tbs.co.jp/konosa/archive/20180619.html

 

4.商品トピックス

前号に続きまして、今秋発売の新商品のご案内をさせて頂きます。9月1日発売となります。どちらの商品も味に拘りを持って作りました。是非一度お試し頂けます様、宜しくお願い致します。詳細は各担当営業までお問い合わせお願い致します。

商品名:きなこくるみ

規格:70g 入数:12袋 本体価格:300円

賞味期限:150日    JAN:4901454 024139

商品名:ラズベリー&ヨーグルト味カシューナッツ

規格:35g  入数:12袋   本体価格:200円

賞味期限:150日     JAN:4901454 024160

異常ともいえる天候が続いており、千葉産落花生の生育状況も心配されます。上記でも御案内させて頂きました千葉産落花生については新品種の愛称も決まり盛り上がりが期待されます。9月以降の収穫を無事に迎えることが出来るように祈るばかりです。次月以降も生育状況を報告して参りますので、宜しくお願い致します。





次号予定は
1.千葉産発育状況について
2.商品トピックス
3.特売商品のご案内